電気温水器とエコキュートの違いとは

異なる点は3つ

電気温水器とエコキュートの違いがわからない人も多いのではないでしょうか。
電気を使ってお湯を作るという基本は同じです。
しかし、仕組みやコストは違います。
主に3つの違いがあるため、それぞれの特徴を知った上でどちらを導入するか決めてみてください。
知っておきたい違いの一つはお湯の作り方です。
電気温水器は電気を使ってヒーターを温め、タンク内も温めていきます。
そうすると貯蔵されている水が徐々に温水に変わって、いつでもお湯が出せるようになります。
エコキュートは室外機から空気を取り込んで、コンプレッサーによって空気を圧縮させて水を温めていく仕組みです。
二つ目はコストですが、エコキュートの方がお得です。
電気温水器の電気代と比較すると約3倍も差があり、節約を重視したい人が選ぶ傾向にあります。
三つ目は、設置スペースです。
エコキュートはコストの削減ができますが、電気温水器よりも設置スペースが必要になるため、十分なスペースがなければ導入が難しいです

どちらにするか迷った時は

設置場所についてですが、場合によっては補強工事が必要になるケースがあります。
屋内か屋外になりますが、住宅事情によって制限があるため施工会社に相談しなければなりません。
電気温水器は本体だけの導入になるため、それほどスペースは必要ありませんが、設置費用は条件によって大きく異なり、高いものだと20万円以上かかる場合があります。
予算とのバランスを見てどちらにするか検討することが大切です。
また、長期で見るとエコキュートの方が経済的だとされています。
経済的な負担を減らしつつ、環境へ優しいのは最大のメリットです。
1日数十円しか変わらなかったとしても年単位で考えると大きな差があります。
ランニングコストや設置場所なども考えて決断してみてください。
迷った時は業者に相談して決めるのも一つの方法です。
その際は費用を重視したいのかなど、自身の要望をしっかり伝えることが大切です。
優良業者であれば、要望に沿った提案や特徴を説明してくれるでしょう。