給湯器の修理で知っておきたい号数とは

交換時に知っておきたいこと

給湯器には号数がありますが、現在使っているものを把握していない人も多いのではないでしょうか。
給湯器の能力を数字で表したものであり、適切なものを選ばなければ快適さが失われます。
これから新しいものに交換しようと思っている場合は、選び方を知っていくことが大切です。
知っておきたいことの一つは、数字が大きいほどたくさんのお湯が出せるということです。
24号であれば1分間に24リットルの給湯ができるということになります。
しかし、寒い時期は夏場と比較して作れるお湯が少なくなるので注意しなければなりません。
そのため、夏場ではなく冬場に使うことを想定して選ぶ必要があります。
冬場になるとお湯が足りないと感じている人は、号数の選び方が間違っているかもしれません。

目安を知っておこう

新しく交換する際は現在使っている給湯器が目安となるため、どれを使っているか確認してみましょう。
本体の型番で知ることができます。
本体に貼られているシールには「RUF-A2400AW」や「GQ-1639WS」などとアルファベットと数字が書いてあるはずです。
この型番の頭の方にある数字2桁が号数を示していることが多いのでRUF-A2400AWであれば24号、GQ-1639WSは16号となります。
家族の人数が増えたり、減ったりすると適切な号数が変わってくるでしょう。
2人家族であれば16〜20号、3人〜5人家族は24号を選ぶひとが多いです。
たっぷりと使いたい場合、あえて大きな数字を選ぶ場合もありますが、能力が高い分、価格も高くなります。
余ってしまうのも勿体ないため、使用状況に合わせて決めるのがポイントです。
例えば、シャワーとキッチン、洗面所で同時に使うことがないのであれば16号、数カ所で同時にお湯を使うことが多い家庭は2人暮らしでも20号あった方がいいでしょう。
迷った時は業者に相談して決めるのも一つの方法です。
生活の仕方や同居人の数などを伝えると適切なものを選んでくれます。
予算とのバランスもありますが、快適に暮らすためにも適切なものを選んでみてください。