なぜコスト削減になるのか
電気温水器は単価が安い深夜帯にお湯を沸かしてためておくことができるため、電気代を抑えながらも24時間必要な時にお湯が使えるというメリットがあります。
しかし、もっと上手に使えば光熱費もお得になるのです。
光熱費を抑えたい場合は、電気温水器の仕組みを知った上で上手に使ってみてはいかがでしょうか。
仕組みは深夜に沸かしたお湯をタンク内に設置したヒーターで温めて貯蔵して置くといったシステムですが、ヒーターはタンク内の上と下に組み込まれており、温める時は下、昼間に不足した時に沸かしてお湯を足す時は上の部分を使います。
常にタンクの中は満水状態で、上部は60〜90度の熱いお湯、下部は水、真ん中は混ざっていて3層構造になっています。
供給口は上部にあるため、お湯を使った時は熱いお湯が出て、水が下部から足されるという仕組みです。
中間部分の層がしっかり仕切っているため、お湯と水が混ざることはありません。
使い分けることが大切
一般的な4人家族の光熱費は一ヶ月あたり4000円ほどだとされており、ガス給湯器よりも安い傾向にあります。
深夜にお湯を沸かすことがコスト削減につながり、お得になりますが、リモコン操作をうまく使いこなせるとよりお得にすることができるのです。
例えば、不要な機能はオフにすることです。
誰も入浴していない時間帯も保温機能が働いて常に温度を一定に保つことができますが、その間も電気代がかかってしまいます。
そのため、使う時にだけオンにすると保温に使う無駄な電気代を省くことが可能です。
お風呂の空き時間が長い時は、電源を切って電気を使わないようにしましょう。
フルオートではなくセミオートタイプの電気温水器を選ぶことも一つの方法です。
フルオートは便利な機能が搭載していますが、自動で機能が働いてしまうため、自分で操作をするセミオートタイプを選んで、必要な時に必要な機能を使い分けるといいでしょう。
また、湯量が多いとコストが高くなります。
余分な湯量を減らして、設定温度を下げたりとこまめに温度や湯量を調節すると節電につながります。
このように使い方に気をつけたりなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
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