選んで失敗した給湯器とは

必要な機能について考えよう

給湯器には様々な種類があり、機能性も異なります。
種類が豊富だと選べる幅が広いため、好みのものが見つかるイメージがあるでしょう。
しかし、いざ選び始めみるとどれがいいのかわからず、なかなか決まらないものです。
また、中には選んだ後に失敗したと後悔する人もいます。
優れている機能やメリット、魅力などを知ることはもちろんですが、自分の家庭には合わない可能性があるため後悔しないように、選んで失敗した給湯器について知っておくことも大切です。
失敗しやすいポイントの一つは、オートとフルオートの選び方です。
フルオートはお湯はり、停止、保温、足し湯が全て自動で行ってくれます。
一方、オートは自動足し湯がついていません。
フルオートの方が機能性が高く、便利な印象があるため、フルオートを選ぶ人がいますが足し湯をあまり行わない家庭は不要な機能です。
これまで使っていなかった家庭が、足し湯が自動になったからといって突然使い始めるということはないでしょう。
フルオートはオートより価格も高くなるため、便利だという理由で選ばずに実際のライフスタイルで必要かどうかを判断することが大切です。

同居人の数と号数

号数の選択で後悔する家庭も少なくありません。
給湯器の号数とは1分間にお湯を作る能力のことで、同居人の数などによって適切なものが異なります。
16から32号が一般家庭で選ばれる号数です。
単身世帯は16号で問題ありませんが、家族の人数が増えるとシャワー以外にキッチンでもお湯を使うことがあるため、二人家族でも20号は必要になるでしょう。
4人家族であれば24号が一般的です。
しかし、シャワー以外に2箇所で給湯する場合は選んだ号数で足りなくなる可能性があります。
また、冬は夏と比較してお湯を作る際に号数以上の能力を使うため、それを考慮しなければ足りないと感じることもあるようです。
さらに、同居人の数の増減も考えなければなりません。
これまでは夫婦の二人暮らしでも将来的に子供が増えたり、逆に子供が巣立って夫婦二人きりになったりすることもあるでしょう。
状況を考えて適切な号数を選ぶことが大切です。