給湯器の追い焚き機能の違いとは

快適に過ごしたい人は

給湯器には様々な機能が備わっているため、買い替える時や初めて設置する際に迷うこともあるのではないでしょうか。
費用を削減したい人や、それほどこだわりのない人は最低限の機能が搭載されているものがお勧めです。
しかし、より便利で快適に暮らしたい人は追い焚き機能がついたものを選んでみてください。
追い焚き機能は浴槽へのお湯はりだけでなく、シャワーや洗面所、キッチンの給湯、お風呂を温め直すことができます。
家族の生活スタイルにばらつきがあると、それぞれの入浴時間が異なり、お風呂のお湯が冷めて心地よく入れない場合があります。
追い焚き機能は浴槽に溜まっている湯量を変えずに温め直すことや、自動保温することで快適な温度に保つことが可能です。
ストレスなく生活したい場合は検討してみてはいかがでしょうか。

2種類の違い

給湯器にはオートとフルオートの2種類があります。
どちらも追い焚き機能がついているため、違いがよく分からない人もいるでしょう。
オートはスイッチを押すと湯はりがスタートし、自動で停止します。
そして、自動で追い焚きや保温をしてくれます。
一方、フルオートはスイッチ一つで湯はり、自動で停止、自動で追い焚き、保温までは同じですが、自動で足し湯してくれるのです。
湯量が減ったら自動で足し湯し、人が入浴したことを感知してぬるくなる前に自動で温め直してくれます。
そして、栓を抜くと配管を自動で洗浄してくれるといった違いがあります。
そのため、浴槽からかけ湯をしない人や湯量があまり減らない人はオートがお勧めですが、家族が好きなタイミングで快適に入浴したいのであればフルオートがお勧めです。
この2つの違いを知らずに購入すると、後悔することがあるかもしれません。
家族の人数やそれぞれの生活スタイル、入浴の仕方などを考えた上で適切なタイプを選ぶようにしましょう。
メーカーによっても給湯器の特徴が違い、号数の大きさで能力が異なるため、迷った時は業者に相談するという方法も一つです。
何度も頻繁に買い替えることができない設備だからこそ、失敗しないように相談しながら慎重に決めてみてください。