エコキュートに「H57」のエラーコードが出た!症状や対処法、修理費を詳しく解説!

エラーコードH57は、ダイキン製とパナソニック製のエコキュートで使われているコードで、「中間混合弁異常」を示します。まずエコキュートのリセットを試し、表示が消えない場合は部品の点検・交換が必要です。

この記事では、H57の意味と原因、症状、対処法、修理費用の目安を説明します。

エコキュートに「H57」のエラーコードが出た!症状や対処法、修理費を詳しく解説!

エコキュートのH57エラーコード

まずはエコキュートのH57エラーコードの示す意味や、その原因についてご説明します。

エラーコードはエコキュートのSOS

エコキュートは何らかの不具合が発生すると、リモコンにエラーコードを表示します。

エラーコードはアルファベットと数字で構成されます。例えば「H57」といった具合です。この文字列が示す不具合の内容は、取扱説明書に記載があります。

また、エラーコードはエコキュートメーカーによって異なります。つまりメーカーによって採用しているエラーコードと、その意味が違うのです。

エラーコードの意味を調べる時には、ダイキンならダイキン、三菱なら三菱のエラーコード一覧表を見る必要があります。

H57エラーコードはダイキンとパナソニック製エコキュートのコード

H57はダイキンとパナソニックのエコキュートに共通するエラーコードです。またH57が示す症状も、両者同じものととらえて問題ありません。

H57は「中間混合弁異常」のエラーコード

H57はエコキュートの内部にある「中間混合弁」という部品の異常を示すエラーコードです。

中間混合弁がお湯側、水側、どちらに動いても、その位置を検出できないというエラーコードです。

中間混合弁とは…

中間混合弁はエコキュートの貯湯タンク内、上部にある部品です。混合弁という名前の通り、適宜弁を開閉させてお湯と水を混ぜます。

エコキュートは熱いお湯と水をタンク内で混ぜることで、設定温度通りのお湯を作ります。

この混ぜる作業を、中間混合弁が担っているのです。つまり中間混合弁が壊れると、適温のお湯を供給できなくなってしまいます。

H57エラーコードが出ると…

H57エラーコードが出ると、水道やシャワーからお湯が出なくなる症状が見られます。

一方、浴槽の給水口からの湯はりはできる場合も。これは一体なぜなのでしょうか。

エコキュートのタンク内に混合弁は2種類あります。お風呂に直接お湯をはる風呂側の混合弁と、シャワーや水道へお湯を送る給湯側の混合弁です。

H57のような中間混合弁異常の場合、不具合があるのは給湯側の混合弁です。

つまり直接お風呂にお湯を送る、風呂側の混合弁は使えます。結果的に、湯はりのみが使えるという症状になるのです。

H57エラーコードの原因

H57エラーコードは何故起こるのでしょうか。考えられる原因は主に以下の3つです。

  1. 中間混合弁の故障
  2. リード線やコネクタ線の接触不良
  3. 基盤の故障

1.の場合、中間混合弁が劣化などにより故障している可能性があります。混合弁は経年劣化により、弁の開閉がしにくくなることがあります。

また、2.のように中間混合弁周辺の線の接触不良も考えられます。

中間混合弁にはリード線やコネクタ線といった線が繋がっています。これらが抜けていたり、ゆるんでいたりすると混合弁が正常に作動しません。

また3.のように、基盤そのものが故障している場合もあります。

基盤は、中間混合弁に対して設定温度の指示を出す部品です。中間混合弁は基盤からの指示によって弁を開閉させ、適温のお湯を作ります。

この基盤がそもそも壊れている場合、中間混合弁が正常に稼働しないのは当然です。ただしH57エラーで、基盤そのものが壊れていることは少ない傾向にあります。

エコキュートに「H57」のエラーコードが出た!症状や対処法、修理費を詳しく解説!

エコキュートのH57エラーコードへの対処法

続いてH57エラーコードへの適切な対処法をご紹介します。

エコキュートのリセット

H57エラーコードが出たときに、自分で試せる対処法はただ1つ。エコキュート本体のリセットです。リセットは以下のような手順で行います。

  1. エコキュートの漏電遮断器を切る
  2. 1~2分したら再び漏電遮断器を入れ直す

つまり電源を落として、再び入れるだけです。漏電遮断器はエコキュートにおいて、電源と同じ役割を持ちます。

ちなみに漏電遮断器はエコキュートの貯湯タンクの側面についていることが多いです。普段はカバーがされているので、それを開けて再稼働させてみましょう。

エコキュート専門業者による点検・修理

エコキュートをリセットしてもエラーが消えない場合は、専門的な点検と修理が必要になります。信頼できる修理業者に、点検と修理を依頼しましょう。

エコキュートの修理は、メーカーに直接問い合わせなくてもあらゆる業者がいます。

近所ですぐ来てくれそうなエコキュートの修理業者があれば、そこに頼むのも良いでしょう。また、設置を担当した業者に依頼するのも1つの手です。

中間混合弁の点検・交換

修理業者はまず中間混合弁が壊れていないかどうか、点検を行います。H57エラーコードの場合、ほとんどがこの中間混合弁の故障によるものです。

多くの場合は経年劣化などで中間混合弁が壊れており、部品の交換を伴う修理になります。

中間混合弁のリード線やコネクタ線の見直し

修理業者は中間混合弁の配線も見直します。万が一、コードが抜けていたりすると中間混合弁本体が問題なくても、エラーコードが出てしまいます。

リード線やコネクタ線がゆるんでいれば、再度入れ直します。

基盤の点検・交換

中間混合弁も、接続も問題ない場合、考えられるのは基盤の故障です。

基盤はエコキュートのタンク全体の電子回路として機能している部品の1つ。つまりこれが故障しているとなると、大掛かりな交換工事が必要となります。

基盤は水に濡れたりすることで故障しやすい部品です。装置の内部でお湯がもれていたり、タンクの内部を開けた際に雨がかかってしまったりすると故障するリスクがあります。

自分で修理するのは危険

ネットでH57エラーコードについて調べると、中には自身で中間混合弁を交換している人もいます。しかし、一般的にH57エラーは専門業者に任せるべき不具合です。

というのも、貯湯タンクの中を素人が開けるのは非常に危険なのです。手順を間違えると、熱湯が噴き出す危険性もあります。

さらにそのお湯で、正常だった基盤を故障させてしまうリスクも。そのせいで多額の修理費用がかかっては元も子もありません。

そのため一刻も早く直したいと思っても、エコキュートの専門業者が来るのを待ちましょう。

エコキュートに「H57」のエラーコードが出た!症状や対処法、修理費を詳しく解説!

H57エラーコードが消えるまでの対処法

ではエコキュート修理業者がH57エラーコードを直してくれるまでは、どのように過ごせばいいのでしょうか。対処法をご紹介します。

浴槽からお湯を取る

H57エラーコードが出ても、お湯が全く出なくなるわけではありません。お風呂の湯はりは問題なくできることがほとんど。

つまりシャワーが出なくなっても、浴槽で温まることはできます。風呂桶でお湯をすくって頭や体を洗うことも可能です。

また、キッチンなどでお湯がどうしても必要な場合は、コンロやケトルでお湯を沸かすなどしましょう。

エコキュートに「H57」のエラーコードが出た!症状や対処法、修理費を詳しく解説!

H57エラーコードの修理費用

※この節の金額は記事作成時点(2020年)の目安です。現在の費用は現地でのお見積りでご確認ください。

最後に、エコキュート専門業者に修理を依頼した場合の費用についてご紹介します。

点検費用は1.5~2.5万円

エコキュートの修理で重きを占めるのは、点検費用や技術費用です。この料金設定は業者により異なります。しかしおおよそ相場は1.5万円~2.5万円程度でしょう。

業者の事務所から、自宅までの距離が極端に遠い場合などは、追加で出張費用が加算される場合もあります。

中間混合弁の費用は約1万円

中間混合弁の本体価格は、約1万円〜1.5万円です。これはあらゆる混合弁に共通しています。

そのため、中間混合弁の交換を行う場合は、点検費用と部品の本体費用を併せて約2.5万円~4万円程度がかかる計算になります。

H57エラーコードが出たときは、このくらいの修理費用を見積もっておくといいでしょう。

基盤の費用は4~5万円

まれにH57エラーコードが出て点検をすると、基盤の交換が必要になる場合もあります。

基盤は部品の中でも比較的高価な部類です。本体価格は4~5万円。つまり基盤の交換修理には、合計7万円前後の費用がかかる可能性があります。

保証期間内の場合

エコキュートには、どのメーカーであっても保証期間が付いています。また、購入時にオプションとしてサポートを付けることも可能です。

お持ちのエコキュートが保証の対象であれば、これらの修理は無料で対応してもらえます。保証が使える場合は、ぜひ有効活用して下さい。

まとめ

エコキュートのH57エラーコードについてご紹介しました。

中間混合弁の異常を意味するH57が表示されると、水道やシャワーからお湯が出なくなり不便です。

しかし自分で修理するには非常にリスキーなエラーコードだといえます。

そのためH57が表示されたらできるだけ早く、エコキュートの専門業者に修理を依頼しましょう。

処置しても直らない場合

エラー表示が消えない場合は、次のどちらに当てはまるかをご確認ください。

保証期間内の場合

無償修理の対象になることがあります。まずはご契約時の保証書で対象範囲と期間をご確認のうえ、メーカーの修理窓口、またはご購入先へご相談ください。カンテックでご購入いただいた機器は当社でも受け付けます。

保証が切れている場合・設置から10年前後の場合

修理部品の保有期間(製造終了からおおむね10年)を過ぎると、修理できないことがあります。使用年数が長い機器は、修理をしても別の部品で不具合が続くことがあるため、交換もあわせてご検討ください。現地で状態を確認したうえで、修理費用と交換費用の両方をお出しします。

ご相談の際は、メーカー名・型番・エラーコードの3点をお知らせください。型番は貯湯ユニット側面のシールに記載があります。事前にわかると、必要な部品を用意して伺えるため、1回の訪問で修理できる場合があります。

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この記事について

この記事は、エコキュート・電気温水器・給湯器の販売から施工、修理、アフターメンテナンスまでを自社で行うカンテックが作成しています。関西電力の協力代理店「かんでんeショップ」として2009年に大阪で創業し、現在は近畿・東海・北陸・信越・関東に拠点を置いています。

  • 年間の修理実績:10,000件(自社サイト「修理履歴」ページの記載)
  • 保証:工事10年保証+メーカー保証
  • 建設業許可:大阪府知事許可(般-5)第151265号/電気工事業登録:大阪府知事登録 第2019-0036号
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実際の費用は、設置場所の状況や必要な工事の内容によって変わります。カンテックでは現地を確認したうえでお見積りをお出ししています。現在お使いの機器の型番と、お困りの内容をお知らせください。

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