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エアコンでの除湿のお話②

エアコンでの除湿のお話②

 

②再熱除湿方式

数年前にTVなどで弱冷房方式の除湿との比較が紹介されていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

簡単に説明しますと温度・湿度の下がった空気を温め直す、という方式です。

少しだけ詳しく説明しますと、本来冷房・除湿運転の際、室内機側の冷媒の温度は下がっています(熱交換前)。温度の低い冷媒を室内機の中で温度を上げ、熱交換器に温度の低い冷媒が入っているエリアと温度の高い冷媒が入っているエリアを作り、温度の低いエリアで温度・湿度を下げ、温度の高いエリアで温め直す、という方式を取っています。

この方法で除湿をしますと湿度が下がり、弱冷房方式よりも室温の低下が防げるという利点がある反面、消費電力が弱冷房方式よりも上がってしまうため、電気代に影響する可能性が高くなります。

 

③ハイブリッド方式

この方式は最も新しい方法だと思われます。ダイキンのルームエアコンの資料を見ていて認識しました。

他のメーカーで採用しているところがあるのか確認が難しいのですが、少なくとも近年のダイキンの上位機種では採用されているようです。

仕組みについては冷媒の状態は弱冷房と同じ、吹き出す際に冷たくなった空気とまだ冷たくなっていない室内の熱い空気を混ぜることによって温度の下がりすぎを軽減するというものです。

この方式の場合、前述のとおり弱冷房と同じ冷媒の流れですので、電気代が抑えられ、吹き出す温度が下がりすぎて不快感を持つことも減ると思われます。(室内の空気と熱交換をした空気を混ぜますので、吹き出す空気の温度は少なからず下がると思われます再熱除湿と比較すると寒さを感じる可能性は高くなると思われます。)

 

3.除湿方式の確認

誠に申し訳ありませんが、各メーカーのそれぞれの機種がどの除湿方式を採用しているかは確認出来ていません。(中には同じ機種で弱冷房方式とその他の方式を併設しているものもあります。)ご利用の機種のメーカーにお問い合わせをされることをお勧めします。

傾向としては、ですが、上位機種が再熱除湿やハイブリッド除湿などの方式を採用しており、標準的な機種では弱冷房方式を採用しているようです。

 

4.問題点の対処法について

室温が下がりすぎて欲しくない、電気代が嵩むのは好ましくない、と思われる方も多いとも思います。

それぞれの方式で対処法はあるのでしょうか?

再熱除湿方式の除湿の場合

電気代がかからないようにされたい場合は、除湿ではなく設定温度を高めにした冷房運転をお勧めします。

再熱除湿の除湿運転よりも設定温度が高めの冷房運転の方が消費電力は少なくて済む場合が多いようです。ただし、冷房はあくまでも室温を下げることが主目的ですので、寒さを感じる可能性がありますし、設定温度と室温の差が少なすぎるとすぐに設定温度に達し、十分に除湿できないままに冷房運転が休止状態になる場合もあります。

 

弱冷房方式の場合

室温を下げないように除湿するのは非常に難しいです。寒さは室温だけではなく、体に当たる風によっても感じ方は変わります。風が直接当たらない風向に、かつ風量を最も弱くし、体に風が当たりにくい、当たっても風を感じにくい状態にすると少し寒さを軽減できるかもしれません。(除湿時の気流を工夫し寒くなりにくいという特色を挙げているメーカーもあるようです。)

 

このようにエアコンの除湿には複数の方法があります。ご利用のエアコンの除湿方式を確認していただき、より快適でエコな環境づくりを目指してみましょう。