新しい給湯器の選び方とは

買い替え時に注意したいこと

給湯器には寿命があります。
1、2年で不具合が起きるほど壊れやすいものではありませんが、いずれ寿命がくるため買い替えが必要です。
買い替えの際に、現在使っているものと同じタイプを選ぶか、最新のものを選ぶか迷うことがあるのではないでしょうか。
給湯器にも様々なタイプがあり、家族構成や生活スタイルによって適切なものが異なります。
そのため、家族構成が変わったのにこれまでと同じものを選ぶと、使いにくさを感じることがあるかもしれません。
一度購入すると、快適ではないと思っていても次に寿命がくるまで我慢しなければなりません。
後悔することがないように、選び方のポイントを知っておきましょう。
ポイントは主に3つあります。

3つのポイント

選び方のポイントの一つは、号数です。
号数はお湯をつくる能力のことで、家族構成によって適切なものが異なります。
数字が大きくなるほど能力が高くなるため、4人家族の場合は24号以上がお勧めです。
20号はシャワーと給湯が同時に利用でき、ゆとりを持って使用できるため夫婦二人暮らしの家庭では問題ないでしょう。
28号になるとシャワーとキッチン、浴槽のお湯はりなど同時に給湯ができるため快適ですが、同居人の数が少ないのにあえて大きな数字を選ぶと能力があまりすぎて無駄になる可能性があります。
また、コスト削減のためにギリギリの号数を選ぶと足りないと感じることも少なくありません。
特に冬は号数以上の能力が必要になるため、ある程度の余裕は持っておきたいものです。
二つ目のポイントは機能です。
追い焚き機能が搭載している給湯器は人気がありますが、オートとフルオートがあります。
二つの違いは自動で足し湯ができるかどうかです。
不要な場合は無理にフルオートを選ぶ必要はありません。
三つ目は設置場所です。
戸建住宅とマンションやアパートなどの集合住宅では設置場所が異なります。 また、取り付け方もそれぞれ違います。 どこにでも設置できるわけではないため、購入する前に取り付けたい場所はどこか、そこに設置できるかどうか確認することが大切です。 このように選び方のポイントがあるため、参考にしながら選んでみてはいかがでしょうか。